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  • 執筆者の写真TAKAHIRO

オリーブは摘む時期で全然違う

オリーブオイルの秘密



オリーブオイルには早摘み、遅い摘みがある



※オリーブは1000種類以上あるのですべてのオリーブが最初は緑で最後は黒や紫色になるわけではありませんが、わかりやすく色の変化をつけています。


夏の時期の暑さ寒さや雨の量などによって毎年違いますがスペインアンダルシアでは10月ころから12月ころまでがオリーブの収穫時期です。アンダルシアはとてつもなく暑いのでもう少し寒いところは収穫時期が違います。


収穫時期ですべて変わる


面白いことに、オリーブは収穫する時期で味、香り、オイルっぽさ、そして酸度までも変わるのです。

左が早摘み10月ころです1番摘みとしましょう。

右は熟してから摘む遅い摘み12月です。この時期ではもう5番摘み6番摘みですね。


わかりやすいように瓶に違うシール張っていますが、本当は日本には1番摘み鹿輸入していないので白いラベルのものはありませんし、スペインでは瓶売りでなく1リットルのペットボトルや5リットルの缶入りです。


グレードが全然違うので扱いが違います。





同じ品種なのに!

同じ農園の、同じ品種でも収穫時期でこんなにも違うのか!と驚きました。 そんなこと聞いたこともないかもしれませんが実際目の当たりにするとびっくりです。


味、香り、色と全く違うオイルのように感じます。


1番摘みの早摘みは新鮮さを凝縮したような香りと辛みが爽やかなのです。香りも素晴らしい!さすがオリーブジュースと言われるグレードと感心するわけです。

まだまだ熟していない早摘みのオリーブの実にはポリフェノールがタップリです、辛みや苦みの強いものも多いですが、それはポリフェノールの成分が多いからです。


しかし、遅い摘みは熟成しているのですが味も香りともにかなりグレードが落ちるイメージです。ただこれでももちろんエクストラバージンオリーブオイルの基準は満たしています。

収穫量も1:5で早摘みは少ないのです。


早摘みと遅摘みの酸度

驚いたことに早摘みと遅摘みでは酸度も違います。

ですから皆考えます。単体で出すのか! この収穫時期の違うオリーブを混ぜるのか!


この場合はブレンデッドオリーブオイルとは言いません。同じ生産者の、同じ品種のオリーブですから。


パゴスデトラルの収穫時期による酸度


10月収穫の早摘みは酸度0.1

12月収穫の遅摘みは酸度0.3


10月収穫の早摘みは

1㍑に15㎏のオリーブが必要


12月収穫の遅摘みは

1㍑に3㎏のオリーブが必要




エクストラバージンオリーブオイルは早摘み?遅摘み?


 

スペイン アンダルシアのピクアル種の極早摘みだけを集めて搾った最高のエクストラバージンオリーブオイル。パゴスデトラル。世界で最も健康に良いオリーブオイルBEST10にも 選ばれた最高のエクストラバージンオリーブオイル。


スペイン アンダルシア ハエン産の最高のエクストラバージンオリーブオイル。アジア圏で唯一の輸入インポータが仙台から発信する奇跡のオリーブオイル。摘みたてのオリーブの香りのする本物のオリーブオイル。 2020年10月極早摘み 2020年11月瓶詰め 摘みたての香り強い摘みたてです。。 原産国:スペイン・アンダルシア・ハエン 品 種:ピクアル種 酸 度:0.1 特 徴:早摘み、真夜中に採取、4時間以内にコールドプレス、自社で収穫、搾り工程、瓶詰めまで一貫生産


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