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  • 執筆者の写真TAKAHIRO

オリーブオイルを新鮮なまま

前回の オリーブオイルの新鮮度 酸度 という記事で

オリーブオイルにはグレードがあり、その基準の一つが酸度という新鮮度を表すものであると書きました。


そしてもう一つの基準が香り、味に関するもので感応試験と言われるものです。


イベントでの試食


コロナでイベントにほとんど出ていなかったのですが、しばらくぶりに泉マルシェや薬師堂商興会のマルシェに参加しました。


マルシェなど参加は、試飲してもらえて味の評価をすぐもらえるというものが最高だと思っています。


思えば4年前にこの薬師堂マルシェに声がけしてもらって参加してうちのオリーブオイルがわかってもらえるかドキドキしながら参加したのでした。


そこで体験したのが!



これがエクストラバージンオリーブオイルなら今までのものは何?


という声でした。

私の輸入しているパゴスデトラルはスペイン アンダルシアの厳しい気候で育つピクアルという辛めだけどもポリフェノールが特に多い品種ですし、さらに極早い時期に収穫するのが特徴なので、より辛い特性があります。


そしてすべて空輸しています。最初は郵便の空輸でとりました。小さい25mlのパゴスです。


新してもらい、パンに付けてもらったりしていましたが。かなりのお客様に

れがエクストラバージンオリーブオイルなら今までのものは何?と感想をもらいました。

もしかしたら辛すぎて日本の方にはわかってもらえないかもしれない!とも考えていたので新鮮に驚きました。そしてヨーロッパで食べたものと同じ味がするという声が聞こえ始めます。


輸入当初はわからないことだらけでしたが、調べていくと様々な特性などがわかってきたのです。


スペイン最高のオリーブオイル


世界基準の素晴らしいエクストラバージンオリーブオイルがたくさんあります。

好みによって辛いもの、甘いもの、フルーティーなものと様々ですが、これらの最高のオリーブオイルが生産国と輸送された先では味も香りも変わってしまう可能性があるということに気づいたのです。


例えばパゴスデトラルは最高の新鮮さを保つために、真夜中の採取、4時間以内の搾り、低温圧搾、窒素充填タンク保管と劣化防止のこだわりが半端ないですが、

この最高品質のオリーブオイルは日本に届ける工程で大きく変質してしまうことがあります。


千葉さんのオイルだけがヨーロッパの味がする


何度も言われました。


スペインからのお土産でもらったオリーブオイルと同じ味がする!これを待っていました。

現地で修行中に使っていたオイル日本で買うと全く違う味なんだけれども千葉さんのオイルだけが同じ味がする!


実際にはたぶん品種も違うし、製造工程も違ったりするので同じってことはないと思うわけですが、味、香りがヨーロッパにあるもの同じものはほとんどなにということに気づきました。


輸送家庭が違うのだということです。


航空輸送というこだわり


生産者が最高のエクストラバージンオリーブオイルを作るためのこだわり。その新鮮さを閉じ込めて作られたエクストラバージンオリーブオイルの味や香りを食卓に届けるために輸送にもこだわりました。


スペインから航空輸送で届く人は成田空港に届きます。私は自分で成田に取りに行き、通関処理だけでなく食品として正しく輸入するための検疫も自分でやっています。


なぜ自分で取りに行くのか


それは仙台まで戻ってくるときの輸送状況がわからないからです。自分で行ってみて思うのは成田からの帰り道、高速のSA、PAは日陰もなく社内の温度がぐんぐん上昇するということです。なるべく温度上昇は避けたい!と思い、戻りは一気に戻ってきます。PAではコーヒーを買うかトイレ休憩のみとしています。


 


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スペイン アンダルシア ハエン産の最高のエクストラバージンオリーブオイル。アジア圏で唯一の輸入インポータが仙台から発信する奇跡のオリーブオイル。摘みたてのオリーブの香りのする本物のオリーブオイル。 2020年10月極早摘み 2020年11月瓶詰め 摘みたての香り強い摘みたてです。。 原産国:スペイン・アンダルシア・ハエン 品 種:ピクアル種 酸 度:0.1 特 徴:早摘み、真夜中に採取、4時間以内にコールドプレス、自社で収穫、搾り工程、瓶詰めまで一貫生産




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